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2023年4月10日 (月)

インドレニシアター(ネパール)『胎生』 永守輝如『釋蓮』

Marginal Man15では、ネパールよりインドレニシアターを迎えて、東京在住の永守輝如と舞踏のダブルビル公演を行いました。


永守輝如は『釋蓮』を上演。永守氏自身のお母様の死と向かい合ったという作品。遺灰をイメージさせるような白い粉が舞台に捲かれ、身体がまみれていく姿が印象的でした。

 

インドレニシアターは、ネパールのポカラを拠点に、普段は演劇を行っているとのことですが、日本の舞踏に影響を受け、舞踏も演じるようになったとのこと。今回の作品『胎生』は3人の舞踏の要素が入ったパフォーマンスといった作品でした。大きく広げた両手を素早く閉じる動作や、腹部から湧き上がってきて喉を震わせる甲高い声など、特徴的な要素にあふれていました。それぞれについてお話を伺うと、原点となるイメージがあるそうで、天と地、時間、瞑想など、源泉の違いを感じました。

永守輝如『釋蓮』
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インドレニシアター『胎生』

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2023.04.08sat 17:00
2023.04.09sun 17:00

出演/インドレニシアター(ネパール)、永守輝如(日本)

技術/豊川涼太
企画・製作/赤井康弘
主催/サブテレニアン


インドレニシアター「胎生/Embryonic」


木はどのようにして生きているのか? なぜ山は不変なのか? なぜ風は吹き続けるのか? なぜ花は無我夢中で咲くのか? 私たちの心の中には、毎日100万もの思考が生まれていますが、それらはほとんど意識されることはありません。人は日常の小さなことに戸惑い、人生の美しい面を見逃してしまうのです。この劇は、観客を川のリズムに乗せ、花のように踊り、雲のように浮かばせるでしょう。
インドレニシアターは、2019年、ケダー・ラト・ポーデルを中心に、ネパール・ポカラで設立されました。ネパールを中心にイタリアや韓国等海外でも積極的に公演を行なっています。今回は初来日公演。


永守輝如「釋蓮」


俳優、舞踏家。
映像、演劇、人形劇などに出演しています。
WOWOW「Tokyo Vice」、Netflix「Giri / Haji」、サイマル演劇団+コニエレニ「コスモス/KOSMOS」日本/ポーランド公演、種のアトリエ「モモ」「竹取物語」台湾公演、グラシオブルオ「からすたろう」タイ公演などに出演。
舞踏は大野一雄舞踏研究所で大野慶人に師事。イタリア、オランダ、ポーランド、インドでソロ舞踏公演。日本では北海道舞踏フェスティバル、アジアトライ秋田、無国籍ソロダンスコレクション、板橋舞踏祭などに出演。

 

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