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2020年8月13日 (木)

ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート02

8月11日(火) 稽古場2日目 担当 吉川

ただいま、ことのはboxの企画で4チームの「楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜の稽古をしているが4人演出ということもあり水面下では演出家、キャストが火花を散らしているらしい(他人事)
今回の演目は言わずと知れた(平成生まれには説明しないとしられていなかった事は黙っておく)清水邦夫作「楽屋」だ。
これは1977年ごろの作品で、今から43年前、つまり当時二十歳の役者が演じていたとしたら初演の役者は現在63歳・・・当時女優D(推定20代若手プロンプター役)を演じていたかたも今じゃリアル女優A(推定60代のベテランながらメインを演じれなかった女優役)を演じれる、つまりは親子三代演じれる歴史を持った作品という事になる。
この昭和を代表する作品を現代に持ってきたら、実は色々な問題が含まれている。出る所に出したら暴力シーンやらなにやらでR15になってもいい。と思っていたが作品を読み込む度にコレは全年齢推奨なのだと思い知らされる。
昨今の役者の芝居熱からすると新劇よりも2・5次元、またはエンタメであるが、古典の良さ、芝居への情熱を伝えるにはなんともちょうどいい作品ではないか。
今回の演出ではそんな所に重きを置いて作品作りをして行こうと思っている。

今の所の稽古としては
ストーリーの奥にある登場人物の行動、なぜその様に動いたか、言動、なぜその台詞だったのか、そしてその台詞を受け取った側が何を考え答えたのか、を自分の中に落とし理解する、すると次の行動に自然と移れる、をメインに台詞、動きの確認をしている。
小返しをしてなるべく小道具・持ち道具に慣れて、次の動きがスムーズに出来るようにする。
明日の稽古ではテクニカルに頼れるところが他に無いか、も確認して音響照明に見せられる通し稽古が出来るレベルまで上げたいと思う。

ちょうど又吉直樹の小説「劇場」もかなり反響がある様だし、せっかくなら棚ぼた方式で僕の演出したこの「楽屋」を観て少しでも「演劇」を好きになてもらえたら幸いだ。

吉川尚志

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