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2020年8月13日 (木)

ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート03

8月12日(水) 担当 原田

ことのはbox第15回公演「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」
集中稽古2日目

本日は前回の通し稽古で気になった箇所の抜き稽古に時間を使った
通し稽古ができる時期に入ると細かい部分を直していくことが多くなるが、繋がりのことを考慮しなるべくシーンを長めに返していく
そして、残りの稽古時間数が30時間を切ったあたりから、通し稽古と抜き稽古のバランスを考えていくようになる

今回の座組みのような初めて創作するキャスト陣だと、通し稽古の回数を多く取るよう心がけている
最初から最後までの流れをより多く体感させることにより、芝居のクオリティ以外の精神面でのケアもできる目論見を兼ねているからだ
何度も創作したことあるキャスト陣だったら、極論、ある種の信頼感から通し稽古は行わなくても狙った作品に仕上げることができる
プロデュース公演全盛の中、短期間での創作において、稽古のスケジューリングも作品の質を考える上でかなりのウエイトを占めるようになったと実感する

今回の上演演目、清水邦夫 作「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」
書かれたのは40年ほど前、多重構造の構成からなる日本で一番上演されている戯曲
作家がイメージした当時の女優像を、現代の「お行儀の良い」女優陣が演じると言う、そもそもそれ自体がメタ的になっており、どこまで当時の「烈々たる」女優達に近づけられるか、役者陣たちとの勝負である

今回の公演主旨である、演出家4人による4バージョンの上演についても、よりこの戯曲の面白さ、耐久度を浮き立たせる上で、バージョン違いの見比べを是非お勧めしたい

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