« ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート09 | トップページ

2020年8月20日 (木)

ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート10

8月19日(水) 担当 原田

ことのはbox 第15回公演「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」
集中稽古7日目

本日は稽古最終日
この最終稽古というのは、演出家や座組みよって様々であると思う
最後まで小返しをやる、通しを2回やる等々
今回は前日の通しで気になった点を抜き稽古で解消し、その後に通し稽古を行った

稽古最終日付近ともなると、通し稽古を何回も行なっているので、完璧な間や形が形成出来ていても慣れというものが存在し、反応や対応が生きてこなくなる
その辺りを重点的に返し稽古で詰めていった

自身は稽古最終日から公演初日までの各キャストのメンタルや座組み全体の空気感の推移をとても重要視する
平たくいうとキャストを乗せることによってメンタル面もプラスに高まった状態で初日を迎えられるようにコントロールしていく
稽古最終日、劇場入り、場当たり、ゲネプロ、そして本番初日へと
特にプロデュース公演のような色々な出自のキャストが集まる座組みほどこの部分を重要視する
しかし、伝えなければいけない部分はないがしろにできないのでそのバランスをとっていくのが難しい
この時期になると座組み一同がピリピリしてきているのでそれも要因の一つだ

今回の公演主旨である、演出家4人による4バージョンの上演について、他の3バージョンの通しを何回かずつ観た
違った色の演出をする3人なので狙い通り各班ともに違った楽屋が創作されており、競争というより文字通りの見比べによる楽屋という戯曲の面白さを感じ取ることができる
中々こういった耐久力のある戯曲で同時に何本もの作品を作ることがないから、今回の試みはうまくいっている
そして他の作品を見ることによって自身の演出家としての見識やスキルのアップグレードにも繋がるので、この企画を催して成功だと実感した

« ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート09 | トップページ

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ことのはbox「楽屋」 稽古場レポート09 | トップページ