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2020年3月21日 (土)

ことのはbox 稽古場レポート5

私は開始30分前に到着したのだが、もう何人かの役者が自主練をしていた。これは演出家として非常に嬉しい事である。私は熱くがむしゃらな表現者が好きなのだ。

他の役者陣も定時前には全員到着、今日は先ずダンス返しと殺陣返しから入った。

変更点を伝えつつ、改善点を見直しつつ、より良くするための演出をしていく。

これは振り付け師や殺陣師との兼ね合いもあるのだが、私なりの提示はしっかりしなければならない。振り付け師と殺陣師のプランや意図を汲みながら構築する事が大切なのだ。

これは時間がかかる作業ではあるが、お互いの世界が噛み合った時の感動は未だに変わらない。身体が震える程の感情が湧き起こる。因みに私は今回の振り付け師と殺陣師は大好きだ。この2人は今回役者としても出演しているのだが、2人のダンスと殺陣には注目して頂きたい。

1時間半のダンス練と殺陣練が終わったら頭からのシーン返し。先日の様な細かい演出や指導ではなく、長めのシーン返しを行った。

これは完成に近付いているシーンとまだまだなシーンが存在しているため、統一感を作るためにも長めのシーン返しは非常に大切なのである。

この本番迄10日を切ってくると、演出家によって稽古場のスケジューリングはより大きく変わってくるのだ。

ひたすら通しをやる、ひたすらシーン返しをする、他にも色々あるが、これは演出家によって大きく異なる。

因みに私は早めに完成形を作り、そしてギリギリまでそれを良くするために足掻く、通しは毎日では無く必要に応じて行う。このスケジューリングは、どの団体から演出を頼まれても変わらない。これはある意味、私の演出家としてのやり方であるのだろう。

シーン返しは非常に時間がかかる、あっという間にスタッフさんが到着される時間になった。通しを始めなければならない。

私は演出家としてスタッフさんの前でやる通しは非常に身が引き締まる、これは役者として舞台に立つ時のモノとは全く違う、質の違う緊張感と責任感というか、うまく例えるのは難しいのだが。

そして19時になり通しが始まった。

全体的に大きなミスは無いが、まだまだ細かいミスが目立つ、これは残りの稽古で改善しなければならない。

通し後はスタッフさん達と打ち合わせ、スタッフさんは更なる素敵な世界を私に与えてくれる。

次回も一表現者として熱い魂で臨みたいと思う。

箱チーム演出 山崎亨太

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