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2019年6月 5日 (水)

ニクバナレ第 1 回公演「今⽇、きみがいない」(6⽉12⽇~6⽉16⽇ 中野ウエストエンド)稽古場レポート02

本日は10:00より稽古開始。戯曲内容として、少人数でのシーンが連続するため、その詰め作業を行なっています。
台詞の読み方というのは無数に存在しますが、関係が濃密になればなるほど、その選択肢は狭まっていきます。表現として抽象的な言葉をより具体的に捉える上で、台詞に動詞を与えるという作業が有効な場合があります。例えば台詞に「殴る」という動詞を与えた時に、どのように言葉を発するか。それは恐らくほとんどの場合、聞いてる人間に危険な印象を与えると思います。普段人間は感情で動いたり、言葉を発しますが、役者の障害として、感情を考えすぎて自然な言葉を発せない、あるいは自然な状態を持続できない場合があります。その助けとして、動詞のイメージを与えると感情を引き起こし、表現が明確になります。面白いことに動詞を変えるとガラリと状況や関係性が如実に変化します。本日はそういったエクササイズも含め稽古を行いました。
またシチュエーションとして難しいのが、行動をしながら言葉を発すること。今回会話劇として成立させるために、如何に行動目的を持ちながらコミュニケーションを取るか、を課題にしております。どうしても台詞を発する上で構えてしまったり、力みを取る作業を重点に置いている次第です。その対策としてはとにかく繰り返すこと、そしてそれが作業となってしまったら崩すこと。その行き来によってあらゆる可能性を先に体験して、身構える必要をなくし、どんな場合でも対応できるように備えること。今回は時間の許す限り、反復を重視しております。不思議な座組で、繰り返すことが苦にならず、やればやるほど、それぞれ発見と工夫を行えるので、演出としてはこれからの発展が楽しみです。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

ニクバナレ主催 佐藤弘樹

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