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2019年6月 6日 (木)

ニクバナレ第 1 回公演「今⽇、きみがいない」(6⽉12⽇~6⽉16⽇ 中野ウエストエンド)稽古場レポート03

本日も10:00より稽古開始。
全シーンの転換などを順に当たり、ミザンス確認も含めて止め通し。ようやく全体の物語を俯瞰できる。
今回芝居の上で重要となるのが、「モニター」の存在である。通常役者から発せられる台詞が文字情報となって表示される。物語の内容を少々詳らかにしてしまうが、今回人工知能が登場する。「膨大な情報の中から的確な言語を選び出し、会話する」AIだ。作中の人物の性質を模倣し、人物の情報全てを入力した設定である。
役者として、このAIと対した状態は非常に面白い。文字情報のみなのでどのような言葉が発されているのかは想像で補われることになるが、それは受け取る役者のさじ加減であり、また、模倣した人物がどのような性格なのかを担った役者が表現を全うできているかによって質が大きく変わる。何度も繰り返していても、同一に見えず、新たな発見が生まれてくる。一度ずつ、大切に稽古を迎えたい所存である。
また、身体に関しても、どのような表情を持たせるかは非常に演出として気を使っている部分である。
首の振り向き一つ、手の取り方一つでも簡単に雑味やその他の意図が組めてしまう。もちろんその多様性を利用できる場合も多々あるが、今回は具に小気味好い呼吸とテンポ、動きに注力しているため、稽古中にはその一瞬間を反復してどれだけ見つけられるか、そしてそれをただの再現でなく、再生させられるかに挑戦しているつもりだ。
いよいよ明日がこの稽古場の最終日である。また通し稽古を予定している。たくさんの発見を抱えた上でどこまで進化できるのか、まだまだ楽しみで仕方ない。

ニクバナレ主催 佐藤弘樹

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