« 捏造タイムスリップ 稽古場レポート02 | トップページ | 捏造タイムスリップ 稽古場レポート04 »

2019年1月 8日 (火)

捏造タイムスリップ 稽古場レポート03

本日は集中稽古3日目
脚本家の水谷です。
午前中は最初のシーンに出る2人だけ稽古場に来てもらって稽古。
演出家の中原さんから今まで以上に厳しい声が飛びます。
今回の舞台に登場する役者は8名。
そのうち約半数は、中原さんにとって初めて一緒に舞台を作る人間です。
そのため中原さんは、特に稽古の初期段階である11月~12月前半は、「役の生理を大事にする」という自らの演劇方針を伝える時間を丁寧に取り、
また一人一人の役者がどんな人間かをじっくりと見てきました。
役者たちと信頼関係を築き、また集中稽古も初日、二日目と経ることで、彼らの熱量が高まり、集中力が増してきた今だからこそ、
これまでよりもさらに精度が高く、さらに高レベルことを役者に求めるようになります。
今作「捏造タイムスリップ」では大学が舞台。そして登場人物が所属する部活が廃部の危機にさらされます。
ではこの時、この大学には何人くらいの学生がいるのか?他にはどれくらいの数の部活があるのか?
また彼らがいる部室は、あるキャラクターにとっては数年間毎日のようにいる馴染みの場所です。
しかしあるキャラクターにとっては、初めてきた少し居心地の悪い場所でもあります。
このようなリアリティを無意識レベルで自分に根付かせ、各々の役がリアルにそこにいるという状態にしておかないと、
物語が進み、人間関係や状況が激変したとき、彼らがいる場所がただの空間になってしまう、と中原さんは役者に伝えます。
そして夜からは通し稽古。
今回は照明さん、舞台監督さん、そして知り合いを呼んだ上で通しを行いました。
今作「捏造タイムスリップ」はとある人間に「ここは50年前の1970年だ」と思い込ませる作品。
後半に行くほど、情報量も多くなるため、初見の人にどれだけ伝わるのか不安でしたが、純粋に笑ってくれる方もいて、
役者たちにとって大きな自信になったようです。
もちろんそれ以上に一人一人に課題はまだまだあります。
残り数日でそれをどこまで突き詰められるのか。
とても楽しみです。
(脚本家:水谷 健吾)

« 捏造タイムスリップ 稽古場レポート02 | トップページ | 捏造タイムスリップ 稽古場レポート04 »

稽古場レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 捏造タイムスリップ 稽古場レポート03:

« 捏造タイムスリップ 稽古場レポート02 | トップページ | 捏造タイムスリップ 稽古場レポート04 »