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2019年1月 7日 (月)

捏造タイムスリップ 稽古場レポート02

本日は集中稽古2日目!
今作「捏造タイムスリップ」は全3幕構成。
そして今日の稽古では終盤の第3幕を扱いました。
第1幕、第2幕の伏線が回収され、そして一人一人の登場人物に変化が訪れ、連鎖的に大きなうねりを起こすシーン。
役者陣も感情的になって盛り上がる場面なのですが、しかし、演出の中原さんは、「茶番に見えないように」と役者に伝えます。
目の前の出来事だけか、その役の人生全て、ということはあり得ません。
それぞれの役には、今ここで起きている以外の人生があります。
自らの目的を果たすため、実は他にも無数の選択肢がある中で、あえて「この場所に来て」「こういう会話をする」という行動を選んだ理由があるはずです。
そこに必然がなければ、上辺だけの小さくまとまった作品になってしまいます。
特に本作品は、大学の部室とその外のみを扱うワンシチュエーション。
普段、登場人物たち同士がどんな会話しているのか、どういう人生を送ってきたのかが描かれることは、ほとんどありません。
だからこそ、自分の役をもっと好きになり、お芝居に出てこない役の人生を考え抜くことが大事、と中原さんは仰っていました。
最後の最後まで妥協しないその姿勢に、役者陣も何か伝わったものがあったようです。
本番まであと11日。
衣装や小道具などもだんだん揃ってきて、着実に世界が出来上がっていっているのが見えてとてもワクワクしています!
セリフをほとんど頭に入った役者が多く、全体的な熱量も今まで以上にあり、エネルギーが強くなってきました。
とは言っても、セリフを形式的に言うのではなく、常に自分の気持ちが流れる状態で、時にはシンプルに言葉を相手に届け、そして感受性豊かにして相手の言葉で自分の気持ちが変化することをもっと大切に。
残り稽古期間はわずかですが、さらに素敵なものになっていく気しかしません!!
明日は集中稽古が始まって初の通し。
舞台装置である部屋の扉やロッカーも到着します。
どんな稽古になるのでしょうか? 楽しみです!
(演出助手:中野 真由子)

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