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2016年8月13日 (土)

ことのはbox「ジプシー」 稽古場レポート05

8/12の稽古場レポートです。
今日は役者の浅井が担当致します。
本日は、役者陣は全員13:00に稽古場入りし、稽古を開始しました。夕方までは、いくつかのシーンを抜き稽古し、夜は本公演で行うダンスと歌の稽古でした。今日は、久しぶりに全員が稽古開始から揃ったことや集中稽古も残り2日となったこともあってか稽古場に緊張感がありましたが、しかし同時に、これまでやってきた時間のおかげで、みんながみんなお互いに、大丈夫だよ、と言ってるように僕は感じられて、不思議と楽しい気持ちになりました。
最初の抜き稽古で今回の公演で1.2を争うほどの血圧の高い戦闘シーンをやったのですが、わずかな時間の動きでも気づくと自分は汗だくになってました。みんなの熱気に自然と影響されてものすごく集中するとこんなに汗だくになることが分かり、これくらいの集中で他のシーンもやれるようになれば良いのだなと改めて実感しました。
そのあとは、僕の役とその仲間の人たちはしばしお休みで、別のシーンの抜き稽古が始まりました。工事中の部屋に勝手に居座るジプシーの大家族と、それに困っている工事現場の人と部屋に入居予定の夫婦。そこにパートの女が飛び込んでくる、というシーンなのですが、このシーンは今日も観てて、こういう風に演出つければいいのか、こう立ち回って演技すれば良いのかと、勉強になりました。同時にそれを見ながら感想を言いあったり、本人たちにあとから、あの時どんな感じだった? などと聞いたりするのは本当に楽しくて勉強になり、自分のシーンじゃないところでも、自分や座組の仲間が一緒に観てることって非常に大切なんだなと感じました。
そのあとはひたすらジプシーたちのダンスと歌の稽古です。これが本当に皆さんの努力と熱量がものすごい。絶対音感のある共演者の方にみっちり見てもらって、ミュージカルの舞台にも通用するくらいのクオリティをみんな求めて稽古しているのでダンスも歌も演奏もない自分たちは頭が下がります。休憩中もずっとああすれば良いかも? いやこうすれば良くなるのでは? という会話がずっと稽古場に流れてて楽しい熱気が漂っていました。一方で僕たちダンスも演奏もない人たちは、稽古を見る以外にも今日は有意義な時間で、喫煙所のところに座りながら、それぞれがそれぞれのために過ごしている時間が僕はその人を知れる時間なんだなと思うと、こういう時間の方が大切なのかとも感じました。それに加えてお互いに親密になると休憩をリラックスして過ごせるんだなと非常に嬉しい気持ちになりました。
ダンスや演奏の稽古の後は、僕らの抜き稽古もさせていただきました。
みんながみんな良いシーンにしたいという気持ちだけでお互いに意見を交換する時間はとても幸せでしたし、またアドバイスを受けて自分の全然ダメなところが改めて浮き彫りにされたことも本当にありがたかったです。
僕らの抜き稽古が終わったところで全体の稽古も終了しました。
集中稽古は明日のみになりましたが、やれることをやりきって公演を迎えたいなと思います。

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