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サブテレニアンからこんばんは。
今日は「声」について。
演劇でまず切っても切れないのは「声」なのではないでしょうか。
今回の舞台では「チャント」と呼ばれるサッカーの短い応援歌が挿入されています。
本来は短いリズムと節を持った祈りを捧げる宗教的な儀式を意味する言葉のようですが、チアリーディングの掛け声やフラで使用されるハワイアン・チャント。そして、応援歌のことを差すことが多いようです。
チャント=応援歌は非常にポピュラーなものであり、かつ演劇的には示唆に富んでいるものの、中々ご存じない方が多いように思います。
まず、想像して頂きたい。スタジアムで、4万人が歌う凱旋行進曲を。
声の響きのみだけでスタジアムが揺れるのです。元はもちろん人の数と声でしかないのですが、最初に聞いた時に泣きそうな気持ちになったのを覚えています。
今回はそんなチャントを演劇的に再構成しようと試みてます。
ぜひ、舞台でご覧になって頂きたいと思っています。
南慎介
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