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2014年10月26日 (日)

Ammo「Lucifer」稽古場レポート03

サブテレニアンからこんばんは。今日もAmmoの南です。
 今日は選択の話です。外国を舞台とした物語の場合、必ず突き当たる悩みというのが、発音、そして固有名詞です。私達はこれを徹底的に「日本語風」に書き直します。
中にはそれでも発音しにくいものもあり、俳優の身体がなじむまでに時間がかかるものもありますが、あくまで日本人の耳馴染みのいいものにこだわります。
 恐らくですが、再演のときはその時の通例に従うでしょう。
 今回はボスニア・ヘルツェゴビナの話ですので、そもそも国名からして発音からしたらボスニャ、に近い。日本で一番有名なボスニア・ヘルツェゴビナ国籍の人物である、イビチャ・オシム元日本代表監督にしても、イビツァ、の方が正しい発音です。
 主要な民族のセルビア人、クロアチア人、ムスリム(ボシュニャク人)も、現地の発音だとセルビア人=スルスキ、クロアチア人=フルヴァツキ、ボシュニャク人=ボシュニャチの方が発音的にも正しいわけなのですが、私達が目指しているのは現地の再現ではありません。
 日本人、というサミュエル=ハチントンが「文明の衝突」の中で「唯一国と文明が一致している場所」。逆に言えば宗教観=モラル、規範に影響を受けにくい国に生まれ育ったからこそ、多くのノイズを排して「事実の再構築」をできるのだと考えています。
 しかし、俳優は中々苦戦しているようでして…写真はイビツァ・オシムの発音が出来な過ぎて物真似で答えようとする信國輝彦。
 では、また明日。
 

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