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2013年8月16日 (金)

危婦人「ボナミ」 稽古場レポート01

只今、サブテレニアンでは、危婦人さんが8/20(火)〜25(日)まで下北沢・Geki地下Libertyで上演する「ボナミ」(作・演出/スギタクミ)の稽古中です。本日からスギタクミさんによる稽古場レポートをお送りします。

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さあ、いよいよ本日より、スタジオ入りである!
来週の初日に向けて、稽古も佳境に入った。
まずは、舞台監督さん、美術さん、演出部で、舞台の仕込み。
仮組ではあるけれど、一気に雰囲気がでる。
今回は少々、段差がある美術のため、この仮組で稽古ができるとできないでは、だいぶリアル感が違ってくる。
不思議なことに、階段の上り下りひとつでの間合いでも、場の空気ががらりと変わってしまうのが舞台なのだ。

本日の稽古は、まず、この美術に慣れるところから始める。
冒頭から丁寧に場をあたっていく。
特に、出入りも多いが、転換も消え物も多い芝居。
これはとにかく、丁寧にあたっていくのが、完成までの一番近道。
今回の出演者は経験豊富な役者ばかり。
こちらから細かく言わなくても、すぐに転換の流れができてしまうのはありがたい。

本番に近い美術を使っての稽古は、やはり、全然違う。
これまでの稽古場でも、舞台の実寸はとってはいたが、今まで見えていたものと、また違った景色が見えてきた。
今回の座組みは、舞台の広さに対して、出演者が多め。
どこに立って見せるのが一番効果的なのか、を探るのが、かなり重要なところだ。
思った通り、今日の稽古で、だいぶ変更点が出た。
これはかなりいい感じである!
実際の美術を前に、私の想像力も膨らんでいるのだ。

やはり稽古で重要なのは、イメージの共有だと思う。
共同で、ゼロから何かを作り出していく作業はそう容易ではない。
私は、脚本を書き、それを演出してるので、当然、頭の中には芝居の完成形が出来上がっている。
その到着点に向かうために、あれこれ指示をだし、役者たちを誘導していく。
当然のことながら、役者たちが、はじめから、私と同じイメージでいるわけがない。
でもある瞬間、それが共有できる。
その共有度が、増せば増すほど、作品の質も高まっていくのだ。

あと4日間、その共有度がどれほど高まるかが、勝負である。

危婦人公演 「ボナミ」 @下北沢Geki地下リバティ
8月20日(火)~25日(日)
詳細 http://www.kifujin.net

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