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2012年9月25日 (火)

犬と串「さわやかファシズム」 稽古場レポート01

只今、サブテレニアンでは犬と串さんが10/3(水)〜14(日)まで王子小劇場で上演する「さわやかファシズム」(作・演出/モラル)の稽古中です。本日から、モラルさんによる稽古場レポートをお送りします。

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9/24

 はじめまして、「犬と串」という劇団を主宰しております、モラルと申します。
 10月3日からの第9回公演「さわやかファシズム」に向けて、今日からサブテレニアンをお借りしての集中稽古です。
犬と串って劇団は最近の劇団には珍しく、2008年の旗揚げ以来、出演者はほぼ劇団員のみ、というスタイルで公演を行ってきました。それがまあ何と今回は一気に、劇団員5人に対しゲスト9人の計14人という、半分以上がゲストという状況での公演となりました。
 犬と串といったら、一にも二にも、まずは身体性。脚本・演出の僕こそポッチャリしてますが、劇団員たちは皆、日々ストイックな身体訓練をこなし、美しくしなやかな身体性を目指し続けています。
 ゲストが入ってもそのスタイルは変わらず、稽古は今日も13時の集合から、まずは全員での身体訓練から始まります。よほどのことが無い限り、たとえ公演直前であっても、劇場入りまではこの時間は取ります。集合してすぐ台本稽古を行いたい気持ちもありますが、いかんせん体も動かせば大声も出す芝居なので、ギアのかからない状態で芝居されても、見れたもんじゃないんですね。
 身体訓練の後は、少し休憩を挟んで台本稽古。台本は既にラストまで完成しており、通しも2回行っている状態でのサブテレニアン入り。
 犬と串第二の特徴は、ひたすらナンセンス・コメディな作風。鍛えた身体から発せられるエネルギーを一滴も無駄遣いせず作品に注ぐため、各シーンを洗い、進み、時に立ち止まりつつ、稽古は進んで行きます。「もっとテンポあげて」とか「そこは下手に退場して」とか、ごく普通の言葉に混じって、「ここで流血出来ない?」とか「ちゃんとチンコの気持ちになって」とか、犬と串ならではの言葉も。文字にすると何だかアホみたいですが、小劇場界でも屈指のストイックな現場ではないかと思っています。
 不安なシーンをいくつか確認して、終わった頃には20時半過ぎ。稽古は22時までの予定でしたが、これ以上は明日の通し稽古をやってみないと分からないな、と判断し、稽古は終了。「何度も同じ事をやっていると面白いかどうか分からなくなる」ってえのがコメディの難しい所でして、明日まで一旦、作品をクールダウンさせたいと思います。
 そういう訳で、明日は3回目の通し稽古でございます!
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