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2011年9月 7日 (水)

CAP企画 稽古場レポート0906『えんしゅつ』

稽古場レポート0906『えんしゅつ』

アニョハセヨ!
CAP企画の鄭光誠(チョン・ガンソン)です。

稽古場レポート、第二弾!
稽古場では、セットを組み、
そのセットをさらに活かした動きの修正や追加などなど
昨日、書かせて頂いた、演戯をセットも含め、
させて頂いております♪

さ、そしてそんな今日は、
「えんしゅつ」についてです。

演出といっても、
いろいろな考え方ややり方があるので、
正直、これだ!という一貫したことはありません。

ただ、僕の場合、一貫していることは、
状況と関係性の芝居のリアリティを求めます。

というのも、
芝居とはどうしても、台本という決められたあらすじ、
決められた役、決められた動きでの芝居が要求されます。
勿論、それは昨日お話した、ある程度の規制という意味では
問題がありません。

けど、それをするにも自由度は全然あるはず。
それが、関係性であり、状況だと思うんです。
台詞は現場によって、一言一句変えてはいけない現場、
意味さえあっていれば大丈夫な現場、様々です。

僕は後者の方ですが、
理由としては、そうすることによって、
芝居のリアリティ度がすごく増すんですね。

状況と関係性の芝居。
これは、たとえば
家の中での付き合って3か月のカップル。
家の中での付き合って3年のカップル。

では、やること、言うセリフ、仕草などなど
全然違うと思います。
勿論、こういうことは台本上にはある程度
方向性が示されていますが、
大事なのは何かというと、
台詞がないところの芝居ですね。

そこが一番、関係性と状況の芝居を魅せる部分なんです。

そういった部分を重視しつつ、
演出ということ自体は、僕はざっくりと一言でいえば、
作品の芸術効果をあげるための様々なエッセンスだと思っています。
それは、
舞台セットであったり、セリフであったり、動きで会ったり、です。

そういった点で僕が一つ大きく思うのは、
演出とは、感情の交通整理及び規制が一つだと思っています。
あまり怒らなくてもいいところで怒り過ぎたり、怒る度合いや怒り方など
ここでは違う、そのキャラはそういう怒り方はしない、など
芝居は自由であるけど、自由であるがゆえに、
ある程度の縛りは必要なんだと思います。

役者はそれを冷静に考えてるつもりかもしれないけど、
どうしても気持ちが上がってしまって、調整がきかなくなる場合がある。
だもんで、
一番、冷静に見なくてはいけない演出がしっかりとそういった
感情のコントロールをしてあげる。

これが大きな役割の一つだと思います。
そうすれば、おのずと動きなどなども変わっていくのではないかと。

とまぁ、他にもいろいろありますが、
あまり書きすぎると、メチャクチャク長くなるので
今日はこのぐらいで。

さて、明日は「役作り」について書かせて頂きます。
是非是非お楽しみに♪

CAP企画 鄭光誠

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