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2011年9月 6日 (火)

CAP企画 稽古場レポート0905 『えんぎ』

サブテレニアンでは、CAP企画『親孝行〜こんにちは、母さん〜』の稽古場レポート&公開稽古を実施中です。第一回は、稽古場レポート0905 『えんぎ』です。(※公開稽古は9/7,8の14時〜18時です。お申し込みはinfo@subterranean.jpまで。直前まで受付中です。)

稽古場レポート0905 『えんぎ』

皆さま、はじめまして。
わたくし、CAP企画(シーエーピーキカク)の鄭光誠(チョン・ガンソン)といいます。
日本生まれの在日コリアン3世です。
30年間、日本で育っているので、日本語ペラペラです!
そして、ハングルももちろん、ほどほどにしゃべれます!
でも、英語はしゃべれません。
なので、バイリンガルというやつです。
といっても、あまり得してることはありませんが、
生きる上では不自由していません(^^ヾ

さて、本日より1週間、
稽古場レポートを書かせて頂くわけですが、
記念すべき第一回目は「えんぎ」についてです。

「えんぎ」というと、
大体の人が演技を思い浮かべると思います。
間違いではないし、漢字のテストでいえば○以外つけようがありません。

ただ、
僕はもう一つの「えんぎ」があると思っています。

それは、、、

【演戯】

一般的に認識されてる演技は、
どちからという技なので、技術的なことになります。
例えば、客席に尻を見せない。
上手から出てくる時は、右足から入れば体が開くので見えやすいとか、
下手はその逆。
相手と前後で被らないようにこっそり移動する。
舞台の構図(立ち位置)がどうだ、こうだ。
腕を組むという意味、唇を舐める、指をかむ、
腰に手をあてる…、などなど様々です。

でも、演戯というのは、
字のごとく戯れです。
一人でもできなくはないけど、
主には対象があってのことです。

物であったりするし、人であったりもします。

これは芝居の基本でもあります。
芝居は、人とやって初めて成立する。
会話だって相手がいなければ独り言です。

兄弟、恋人、親子、他人、同級生、片思い、嫌い、
人との関係は様々です。
その様々な関係をもった人たちと
どう接するか。
これが演技に繋がっていくと思っています。

英語で演技するということを、
PLAYといいます。

PLAYは一般的な翻訳では、遊ぶです。

法律の三段論法(A=B、B=C、A=C)のように、

PLAY=遊ぶ
演技=PLAY

つまり、

演技=遊ぶ

つまりつまり!

演技=演戯

となるわけです!

でも、一般的にはえんぎとなると、皆、
枠にとらわれたり、セリフに追われたり、すごく硬くなるんだけど、
そんなのはえんぎしてない!

えんぎは自由です。
えんぎとは生きることです!

ちょっと枠組みや規制があるだけで、
何をやったって間違いはない。

今、生きてる人生と変わらない。

赤信号は渡っちゃいけないとなっている中、
青信号になれば渡っていい。

あるのはただそれだけ。

赤信号中にどう待ってもいいわけだし、
青信号になったら、どう渡ったっていい。

そういった理屈で芝居を考えたりすると、
芝居の幅というか、あまりあれこれ考えなくても
その場所や状況さえしっかりイメージできてれば
えんぎは勝手にできるようになるものです。

とまぁ、最初から結構難しい話になってしまいましたね。
すみません。

また明日は演出について少し書きますので、
是非是非お楽しみに♪

CAP企画 鄭光誠

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