演劇集団 砂地 No.4『こがれ』
演劇集団 砂地 No.4『こがれ』の通し稽古を見学させていただきました。
砂地さんは、前々回の『あわれ彼女は娼婦』で公開稽古を行っていただいた集団です。
砂地は、「古典の再発見」を目標の一つとして掲げているプロデュース集団です。(前回の稽古場レポートはこちら)作・演出の船岩さんによると「今回に限っては饒舌になった」とのこと。(先立ってのレポートを受けて)歌舞伎、鶴屋南北の『桜姫東文章』が原作ですが、時代は現代、現実の事件(宮崎勤の幼女殺害など)がモチーフとなっています。少女のトラウマをえぐるように引きむしり、それに伴って言葉は饒舌となりますが、ドラマは静かな、鎮魂の沈黙へと堕ちて行きます。緊迫した舞台と、力ある役者さんの演技を、ぜひ劇場にてご覧いただきたいと思いました。
演劇集団 砂地 No.4『こがれ』
~鶴屋南北「桜姫東文章」より~
2009/5/7(木)~10日(日)
神楽坂die prazte(地下鉄東西線・神楽坂駅)
作・演出 船岩祐太
CAST
名塚佳織
池下重大
岩寺真志
浦川拓海
〇タイムテーブル
7日(木)19:30
8日(金)14:00 / 19:30
9日(土)14:00 / 19:30
10日(日)13:00 / 18:00
※開場は開演の30分前
〇チケット発売日 3月20日(金・祝)12:00~
〇チケット料金
全席自由
一般 ¥3,700
ペア ¥6,400
学生 ¥3,200
当日 ¥4,000
ペア券は前売りのみ・1組2名料金
学生券は、前売・当日とも共通料金・受付にて要学生証提示
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