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2009年5月

2009年5月28日 (木)

726『こころ』

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726『こころ』の通し稽古を見学させていただきました。
「726」は、役者の鬼塚俊秀さんと西地修哉さんの二人のユニットです。『こころ』は彼らの旗上げ公演です。
夏目漱石の『こころ』が、青☆組の吉田小夏さんの脚本、北澤秀人さんの演出で舞台化されます。
舞台に組まれた四畳半の空間に、いくつかの時空間が代わる代わる立ち現れ、いつしか登場人物の心の渦にのみこまれてしまう・・・そんな目眩にも似た感覚を覚えるような舞台でした。
原作の台詞でそのまま再現されているものもあり、それが耳に印象強く残りました。
何より旗上げということもあり、フレッシュな二人が演じる、もどかしく、悩ましい青春が一番の見所になることでしょう。

726『こころ』
2009年6月5日(金)〜9日(火)
@OFF OFF シアター
演出:北澤 秀人
劇作:吉田 小夏(青☆組)

キャスト
鬼塚 俊秀

杉山 薫(ナイロン100℃)
照屋 実
高原 コマキ
ほりすみこ
大西玲子

西地 修哉

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5/27記 サブテレニアン スタッフ

2009年5月 3日 (日)

演劇集団 砂地 No.4『こがれ』

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演劇集団 砂地 No.4『こがれ』の通し稽古を見学させていただきました。
砂地さんは、前々回の『あわれ彼女は娼婦』で公開稽古を行っていただいた集団です。


砂地は、「古典の再発見」を目標の一つとして掲げているプロデュース集団です。(前回の稽古場レポートはこちら)作・演出の船岩さんによると「今回に限っては饒舌になった」とのこと。(先立ってのレポートを受けて)歌舞伎、鶴屋南北の『桜姫東文章』が原作ですが、時代は現代、現実の事件(宮崎勤の幼女殺害など)がモチーフとなっています。少女のトラウマをえぐるように引きむしり、それに伴って言葉は饒舌となりますが、ドラマは静かな、鎮魂の沈黙へと堕ちて行きます。緊迫した舞台と、力ある役者さんの演技を、ぜひ劇場にてご覧いただきたいと思いました。

演劇集団 砂地 No.4『こがれ』

~鶴屋南北「桜姫東文章」より~       

2009/5/7(木)~10日(日)
神楽坂die prazte(地下鉄東西線・神楽坂駅)

作・演出 船岩祐太

CAST
名塚佳織
池下重大
岩寺真志
浦川拓海

〇タイムテーブル
7日(木)19:30
8日(金)14:00 / 19:30
9日(土)14:00 / 19:30
10日(日)13:00 / 18:00
※開場は開演の30分前

〇チケット発売日 3月20日(金・祝)12:00~
  
〇チケット料金
全席自由
一般 ¥3,700
ペア ¥6,400
学生 ¥3,200
当日 ¥4,000
ペア券は前売りのみ・1組2名料金
学生券は、前売・当日とも共通料金・受付にて要学生証提示

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