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演劇集団砂地さんの稽古が先日までサブテレニアンで行われておりました。
公開稽古も行われ、稽古は見学する方も飛び入り参加するワークショップにまで発展し、充実した内容となりました。
私は最終日の通し稽古を見学させていただいたのですが、17世紀に書かれた原作に現代の口語が無理なく盛り込まれ、原作の骨太な構成が現代に浮かび上がる力強い舞台となっておりました。台詞は稽古の中で役者が考え、生み出してこられたそうです。饒舌ではないところがかえって良い方向に作用しているのかもしれないと感じました。古典の再発見を集団の目標に掲げておられる集団なので、今後は饒舌になっていくのか、それとも言葉はそぎ落とされ、選び抜かれた言葉のみが残っていくのか、その方向性に期待したいと感じました。
演劇集団 砂地 No.2『あわれ彼女は娼婦』
◆作:ジョン・フォード
(小田島雄志 訳「あわれ彼女は娼婦」より)
構成・演出:船岩祐太
◆出演:
田中 壮太郎
名塚 佳織
井上 裕朗
日和佐 美香
本山 三火
◆STAFF
振付 TAKUROU
美術・音響 倉蔵
照明 深瀬元喜
音響操作 中田晶子
舞台監督 坂田恵
演出部 浦川拓海
宍戸裕美
制作 始点(Start Point)
◆お問い合わせ
始点(Start Point) 090-6138-5966 info@sunachi.net
2008年4月16日(木)〜20日(日)
会場:神楽坂die pratze
(東京メトロ東西線「神楽坂」駅 徒歩5分 )
16日(水)7:30~
17日(木)7:30~
18日(金)7:30~
19日(土)2:00~ 7:00~
20日(日)1:00~、6:00~
全席自由
一般 ¥3,500
ペア ¥6,000(前売りのみ)
学生 ¥3,000
当日 ¥4,000
学生券は、前売・当日とも共通料金 受付にて要学生証提示
3/30(日)、Company Kimeiスペシャルライブ『風に抱かれて』が行われました。
第一部は橋爪貴明with Company Kimeiさんのライブ。音楽をヒーリングの一環としても行っているようで、真っ黒なサブテレニアンの空間が癒しの空間になっていました。
第二部は山本倭聖&原田侑咲の二人芝居『風に抱かれて』。老木と童神のお話でした。
実はお二人とも大阪で役者として活動していて、今回が東京での役者活動の本格的なスタートだったようで、それを後押しする意味もあってライブも企画されたようで。お二人が華々しく活躍されることを願うばかりです。
そんなこんなで、この日は全体的にあったかい一日になりました。
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