shelf vol.5「構成・イプセン」
shelf さんの稽古にお伺いしました!
今回の公演は、、、
「構成・イプセンーComposition/Ibsen」は、イプセンの戯曲「幽霊」を主軸に、同じく「人形の家」はノーラのテキストを補助線として、近代以降の人間の精神の在りようを改めて検証する試みである。(チラシより抜粋)
とのこと。
舞台セットも何もない空間の中、役者の動きのみで表現される、非・現実的な空間がとってもスリリングでした。
役者5人がずっと舞台上に存在しているのですが、その関係性が、揺らいだり緊密になったりするのが、目に見えてくるのが分かりました。そして、それは時間の経過とともに変化して・・・!→私の感じたスリル。お分かりいただけますでしょうか?
サブテレニアンの真っ黒い空間の中で積み上げられていく芝居がとても空間とマッチしているように思えたので、矢野さんにそう言うと、「劇場に行ったらまた作り直さなきゃ」とのこと。
本番は、白いリノリウムを敷き詰めた空間を蛍光灯を使った美術照明で煽る予定とのことです。
shelf vol.5「構成・イプセンーComposition/Ibsen」
原作/ヘンリク・イプセン『幽霊』より
構成・演出/矢野靖人
2006/11/30〜12/3
@七ツ寺共同スタジオ
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